最近のオタクコンテンツがつまらない、と言うことについて。

「世の中がつまらないんじゃないの。あなたがつまらない人間になったのよ」

 

 平成における偉人の言葉です。

 近年、最近のアニメ(オタクコンテンツ)は面白くない。という人が増えたように思います。(僕もその中の一人です)

 個人的には、2010年~2012年の頃がアニメを、オタク文化を面白いと思えていた時期なのですが、それは自分がオタクになった時期だからなんですよ。

 今(2020年)、オタクになった人間からすると今が面白いと言える時期。10年後くらいには2020年のアニメが面白かったと言うかもしれない。

 今の僕や最近のオタクは、昔のアニメが好きだったから面白くないと感じるわけで、今の視聴者層と年代が違う。

 要するに、僕らではなく……今、オタクになった人たちに合わせてコンテンツを作っているから合わないだけだと思うんですよ。

 オタクじゃなくなった。ではなく、我々向けにオタクコンテンツが作られていない。

 僕は、学園ラブコメなどの作品が好きで、学生時代は学園ラブコメで育ったと言っても過言ではない。けれど、今学生のオタクは異世界転生ものや、Vtuberなどで育っている。だから、合わないと感じてしまうのは当たり前かもしれないと結論付けたい。

 

「世の中(オタクコンテンツ)がつまらないんじゃないの。あなたが(今のオタクコンテンツを)つまらない(と思う)人間になったのよ」

 

 これが正解な気もする。

 僕のオタク年表を整理すると、

 

 幼少期 ポケモン

 

 小学生 小説、ポケモンポケスペ→二次創作→ニコニコ動画

 

 中学生 アニメ、ラノベ、小説

 

 高校生 アニメ、ラノベ

 

 その後 声優

 

 今 ポケモンラノベ、小説、声優

 

 となっているわけで、原点はあっても自分の好きなコンテンツに少しずつ動いているんですよ。つまらない、となってしまうのは居心地のいいコンテンツを見つけられなかったから……なのか。

 今流行りのコンテンツを受け入れられなくても、オタクじゃなくなったというわけでもないし、好きなものを見つけて好き、と言い続ければオタク趣味を楽しめるのではないでしょうか。嫌いなものをわざわざ好きになる必要はないし。

 最近のオタクコンテンツがつまらないと思い続けても、実は自分が知れていないだけで、きっと好きになれるコンテンツはあると思う。わざわざ探す必要はないかもしれないけど、ふとオタク趣味に没頭したくなったら探すのもいいんじゃないでしょうか。

 最後に平成の偉人の言葉をもう一つだけ紹介したいと思います。

 

「あなたが面白い人間になったんじゃないの。あなたが面白い人間になれたのよ」

 

 新・生徒会の一存。読もうな。