タチフサグマを3回握った話

 初めまして、つばきです。ポケカは苦手です。

 先に言っておくと、この文章は別にためにならないし面白くもないです。それを踏まえた上で読んでください。

 割と色々文章を書いてきましたが、それなりにやってるポケカのことは書いたことがないので、ちょっと記事でも書いてみようかなと思った次第です。

 事の発端は。

 

某少年「ピカゼクの記事書いてくださいよ!」

 

某優勝者「やだ」

 

某少年「つばきさんに書かせればいいじゃないですか。文系なんですから」

 

ぼく「(僕、そういえば文系だったわ)」

 

 という冗談の一幕からなんか記事でも書こうと思いました。

 

 そもそも、僕は真面目にポケカしたことなかったです。500円デッキを買ったのはいいもののどれも値段が高くて買う気が起きなくてちゃんとしたデッキを作ったことがない(そろそろ周りにやる人がいない)たまに人とポケカしてもシロナもグズマもないデッキ。(マーマネとか入れてましたね、安かったんで)数合わせで呼ばれた麻雀くらいの感覚でした。

 ちゃんとやろうと思ったのは、CL東京にたまたま当選しちゃったから。そこからそれなりにポケカをしてました。(そもそもちゃんとしたデッキを作ったのはジージーエンドくらい)

 

 こっからは真面目にポケカの話をします。オタクの生い立ちとか面白いものでもないですし。

 東京CLに出る前は、フーパブラッキーアロペルとかいうデッキを使ってました。そもそもブラッキーポケモンで一番好きなので、ブラッキーが活躍するデッキを使いたかったんです。ここで問題が起きるんですけど、「勝ち」だけにこだわったら好きなカードなしでデッキ組めますか?

 僕自身、ポケカは上手くないんですけどフーパアローラペルシアンGXってカードはロック要素が強すぎて、実力とかではなくもう相性でどうにか出来ちゃうデッキです。非GXがいなかったらそれだけで勝てちゃうし。

 ドリームリーグが発売してからはちょくちょくジムバトルに出てたんですが、そこでやたらドリュウズに当たるようになりました。フーパブラッキーとか絶対に勝てるわけないんですよ。なのに、僕は勝ちたくてツボツボGXを入れ始めました、入れたところで勝てないんですけどね。

 ドリュウズなんかいない、もしくは違うデッキを使うとか割り切った方がいいと思ってる(強調)ので、ツボツボGXは入れない方がいいと思います。でも、初心者って「そんなカード入れてるんですか?!」って言われると気持ちよくなる生き物なんですよ。

 

 そして、東京CLはラムパルドで出ました。

 レシピはこれですね。

 

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 これはもう、「トリデプス?!」って言われたいだけのデッキなんですけどトリデプスは未だに後悔してません。僕の頭の中にはゴルーグがずっといたので…….。

 この非エクカミツルギとフェロマッシが怪しいんですよね。カミツルギは使う場面なかったし、僕はフライゴンGXを想定してたし(は?)、フェロマッシはジラサンに入ってるのを見たから、だったから本当にここはよくわかんない。

 今見ても、このデッキ色々怪しい。よくこれでいったな……と今でも思っちゃう。

 ここで重要なのがフライゴンゴルーグみたいなtier1のデッキをどれくらいいるかって予想することが大事だと思います。

 フライゴンゴルーグも強かったんですけど、数的には絶対少ないですよね。なのに、そのデッキに勝とうとしてるからこういう構築になってしまったと。ちなみにこの日は1-3です。ぼろ負け。

 どのデッキにも勝とうとしてるのが正しいのか正しくないのかわかんないですけど、そう思うならクラハンポケキャ4投ピカゼクで後1フルドライブを決めた方が理にかなってますよね。そもそも、ラムパルドみたいな人から見たら地雷と思われそうなデッキは全部のデッキに勝てるわけないです。

 ですが、9月の僕はこの考え方が悪いとは思ってません。この時はTAGが強いことしか理解できませんでした。

 

 時は流れてシーズン1シティ。

 ゲームの剣盾発売後くらいの時期。

 全てが面倒くさくなったのと、LOにシティで勝てたら気持ちいからゴルーグを握りました。よくわかんないけど、やぶれかぶれ連打してゴルーグで殴れば勝てるでしょの考えで、1-3。三神ミカルゲにボコボコにされました。

 この時から正直ポケカにやる気がなかったので、特に何も思いませんでした。

 愛知は応募するけど、別に外れてもいいや。勝てないし。くらいで本当にやる気がなかった。

 

 そして、CL愛知。

 なんか当選しちゃったから流石にポケカをしようってなりました。

 デッキはもうタチフサグマしか考えれなかったんで、これを中心に色々考えました。理由としては、カードを買うのがめんどい、ブラッキーエネ(LEGEND)を使いたい、ロック要素のあるデッキだから。

 よくよく考えたら、フーパブラッキーを使ってる頃が一番楽しかった。と思い、タチフサグマの決意を固める。この頃から話してくれる人も増えて、色々な人が相談に乗ってくれてデッキ構築もプレイングも酷かった僕を色々助けてくれたのは感謝しきれないですね。

 結果は4-3。ベトベトTAG入りミュウミュウを二回踏んで泣いてました。4勝からの3連敗。ちょっと悔しいけど、今までのことを考えるとめちゃくちゃいい結果だと自分の中で結論付けました。

 この時に、いつも練習に付き合ってくれてる人たちに相談した時に、色々問題が浮上してきました。

 

「タチフサグマにヤミラミっていらなくない?」

 

 今だといると思うんですけど、この時のヤミラミカビゴンVMAX、ラプラスVMAXみたいなおそらく数は少ないであろうデッキへの回答。もしくは、スピード感をあげる(ロック要素は薄い)ような感じだと僕は思いました。

 そもそも、ヤミラミを使うのにエネルギー付け替えや、クチナシといったカードをいれないといけなかったからまあ、なんともいえない。練習でヤミラミを出したことはなかったし。それでも僕は、

 

ヤミラミクチナシも光らせたから使いたい!」

 

 まあ、気持ちはわかる。

 

 ここで出てくるのがツボツボGX問題ですよ。

 そもそもどうしてもカビゴンしかいないと断言できるならヤミラミを入れた方がいい、どころかタチフサグマで出るべきじゃないですよね。

 ここで、なんにでも勝とうとする要素がまた出てきちゃうわけです。

 当たる確率の低いデッキと断言したのに、そのデッキへの対抗札を入れていくのは10戦もする大型大会でやるべき行為ではないですよね。安定札に変えた方がいい、ドロソとか。

 結局僕はめちゃくちゃ渋りました。だって、光ってるんだもん。わざわざ秋葉原まで買いに行ったもん。

 結果、ヤミラミは抜きました。そして、ヤミラミが欲しい場面もありませんでした。カビゴンVMAXやラプラスVMAXにもあたりませんでした。

 僕は、ここで割り切ることを覚えます。

 

 やってきた、シティリーグシーズン2。

 色々悩んで、ヤミラミも入れずにシティリーグに出ました。また、タチフサグマです。この頃、コケコドールというデッキが流行り始めてて、人数がそれなりに多かったです。だけど、そんなにいない。マグカルゴGXとコケコドールはそんなにいないし、いたとしても少人数。予選6回で当たることはないだろうと。

 結果4-2。二敗ともコケコドールです。泣いちゃう。

 マッチ運って言ってしまえばそれまでなんですけど、切ったデッキと当たる苦しさを覚えました。

 

 で、昨日。シティリーグシーズン3。

 握る予定だったインテレオンVMAXのデッキが直前の練習で10敗くらいしました。

 どうしようと考えた末に出した末に出した答えは、進化はエースバーンくらいしかいないでしょ。ってことで、タチフサグマを選択。この日はエースバーンにも当たらなかったし、まあ正解なんだろうけど純粋に下手でした。3-3。

 

 これを踏まえると。CL愛知、シティ2、シティ3で僕の考えた方が変わってきます。

 まず、CL愛知。超ミュウミュウを舐めてた。存在は知ってたけど、わざわざタチフサグマのことまで考えてベトベトンを入れるデッキは少ないだろうと。周りでレッパを握ってた人間もベトベトなんか入れてなかったし、キュウコンのケアだけ考えてました。結果はレッパにベトベトンが入ってて負け。

 ここでの反省点は、ちゃんと逃げれるようなプレイングをしていなかった。フウランを入れたりしてたけど、タチフサグマにエスケープボードをつけるとかあんまりしなかった。ミミッキュで制限すれば、超ミュウミュウ側がベトベトン自体で殴ってくるならそこにデスカウントをぶつける(隠密は知らない)、みたいなことを大会中にしか思いつけないわけですよ、しかも割と上位卓で頭は真っ白。構築の見直しが必要でした。

 そして、シティ2。この頃にマリィ4投のヤミラミ入りタチフサグマが流行り始めます。あのデッキは強いです。でも、僕はヤミラミがいるかもしれないと思わせれることができるのと、ヤミラミに慣れておらずそもそもマリィで自分が引けないことが多すぎて、なんかよく分かんないタチフサグマで行きました。まあ、タチフサグマはロックするデッキだと思っててロックしたかったです。

 ピカゼクに対して、ライライタンデムショック→エスケープボードをつけて人形前→戻るエネ手張りで殴る。これと同じ要領で、炸裂バーナーの混乱も回避することみたいなことを愛知以上に意識できて良かったです。

 で、シティ3。

 魂を売りました。ヤミラミ入りマリィ4投タチフサグマで行きました。

 流石にエースバーンに一回くらいはあたるだろうと思ってこの型に。だけど、これは僕自身が否定したデッキを使ったという事実は揺るぎません。ヤミラミを使うプレイングは難しいし、ヤミラミエネルギー付け替えと2枠割いてしまう、そもそもマリィで自分が事故るみたいに自分自身が使えこなせるか怪しい要素だらけで出場。

 この型が環境にあってると思い込んだからこその構築。東京CLみたいになんにでも勝とうとしてるけど、考えた方が少し違いますよね。

 

 要するに、僕は「なんにでも勝とうとするデッキ(実際勝てない)」→「一部は切り捨てて安定性を上げているデッキ」→「なんにでも勝とうとしているデッキ」

 

 を握ったわけです。

 とは言っても、シティ3のタチフサグマは、たけるとうきリザードンみたいなデッキを切ってます。正確にはtier1にいるデッキ全部に勝とうとしたデッキですね。CL東京の頃はtier3のデッキとかにも勝とうとしてましたし。練習相手がサーナイトだったからトリデプスいれたような気もする。

 

 結局なにが言いたいかっていうと、同じデッキでも中身によって何通りもあるってことです。今、CL東京に戻れるなら僕は確実にフーパ4投のラムパルドを使います。そんな感じで。

 どこまでに勝とうとするのか、どこを少ないと考えるのか、そう考えてデッキを握るのが大事だなと感じました。

 めちゃくちゃ当たり前のことなんですけど、そこまで真面目にゲームをやらなかった人間にこんな発想はないわけで、新しい体験が多すぎましたね。

 でも一番は楽しいかどうかなんで、色々考えちゃうと楽しいものの楽しくなくなっちゃいそう。難しいですね、ゲームって。人生って。

 でも実際全部に勝てるデッキって強くないですか。強いから勝ってるんですけど。

 超ミュウミュウのマリィナイトウォッチャー、ピカゼクの後1フルドライブ。みたいな、どのデッキにも対抗手段と成りえる要素があるデッキが僕は一番強い気がする。

 もう何が言いたいのか分からなくなってきたので、この辺までにしときます。

 

 そもそもここまでこんな面白くもない文章を読んでくれてる人は少なくとも、僕に興味を持ってくれた人間だと思うので雑に宣伝でも。

 

「 https://twitter.com/Latraviatsubaki/status/1226560445584011264?s=20

 

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 ということで、一応同人作家やったりしてます。(これは本垢

 今回はアイドルマスターシャイニーカラーズの同人誌制作に携わりました。

 もし、興味ある人とかがいたらお買い求めください。当日待ってます。

 

 では。

自己紹介

 

 初めまして、つばきと言います。

 

 色々あって、アカウントが消えちゃったんで心機一転。自己紹介でもしてみようと思います。

 

 声優さん(主に相坂優歌さん)のイベントに行きながら、色々してます。

 ポケカ、小説執筆などしてたりします。

 

 イベンターとして

 

相坂優歌さん(2018年のバースデーから)

 相坂優歌さんが好きです。好きな楽曲は、「Anti Geometry」です。

 声優として、歌手としてというよりも人として好きです。彼女のトークを聞いてください。

 

ポケカ

 競技として始めたのは、ジージーエンドくらいから。大体、半年くらい。

・東京CL 1-3

・シティリーグシーズン1 1-3

・愛知CL 4-3

・シティリーグシーズン2 4-2

・シティリーグシーズン3 3-3

 大した成績もないので、これから頑張っていきたいですね。

 対戦とか気軽に誘ってください。

 

・小説執筆

 趣味でよく小説を書いてます。大賞に応募したり(一次通過くらい)、カクヨムに投稿したり、同人誌(アイマス)の作成などをしていたりします。

 手に取っていただけると、大変喜びます。

 

 以下製作作品

・同人誌

「閉館Chu→CHATEAU!!」→原案、百合子・杏奈パート担当

「Dark Kinetic Acceleration」→「閉館Chu→CHATEAU!!」掲載作品

「月が綺麗ですね」

 

・一次小説

「負けヒロインに救いはありますか?」→某大賞二次落ち 

 

 後は、小説を読むことが趣味です。

 好きな作家は、重松清芥川龍之介葵せきな

 好きな本は、巌窟王罪と罰です。

 

 こんな自分ですが、興味を持っていただけたら幸いです。

 ブログはぼちぼち好きなことを書けていけたらなと思います。

 

 では。

成人式に行かなかった人たちへ。

 成人式に行かなかった人たちへ。

 

 学期末のレポートに追われているのに、いまいちやる気が出ないけど文章は書きたい。じゃあ、なんか書くかということでタイムリーな話題でも綴りますかという次第です。

 

 結論から言うと、僕は成人式に行きませんでした。

「成人式に行かないやつはインキャ」「わんちゃん恋人ができる」「昔の友達と成人式で会わないと二度と会えない」など、行かないだけで色々言われますよね。

 後、僕は性別が男なので、「振袖が着たかった」「親に振袖姿を見せたかった/見せろと言われた」などの意見は知らないです。どうしても、成人式に行きたくなかったら前撮りで済ませればいいんじゃないですかね。拒否権は誰にでもあると思うので。

 

 そもそも、何故成人式に行くことが当たり前となっているのか。

 そんなの「みんなが行くから」ですよね。みんなが誰か知りませんが、「みんな」が行くから常識になっていて、その常識――当たり前の概念からはみ出す人間のことを、悪く言いたくなるし、悪く言われる。

 成人式は行くもの。この考えを持っている人間は、今まで真っ当に生きてこれた人間だと思います。このまま自分の人生を恥じずに、生きてください。

 

 子供の頃に、ポケモンが流行りました。モンハンが流行りました。

 ゲームを持っていない人間は会話に入れませんでした。

 しかし、あなたはゲームが大嫌いでした。それも、することが苦痛になるくらい嫌なもの。

 それでも、あなたはゲームを買いますか?

 

 自分はおそらく買いません。買える人間なら、成人式に行っています。

 

 例えが分かりづらいのなら、違うものに置き換えましょう。

 あなたは小学二年生。なぜか、クラスではバイオハザードが流行っていました。

 あなたは、かなりの怖がり。ホラー映画を見た日には、夜中に一人でトイレに行けません。

 それでも、あなたはバイオハザードをしますか? ホラー映画を見ますか?

 

 結局、自分が苦手、嫌いなモノが流行してたらそれに合わせられるかって話なんですよ。自分は協調性ゼロのインキャオタクなんで、自分が不快に感じちゃうものを自ら進んでやりません。

 

 ところで、話は変わりますが「アクティヴレイドー機動強襲第八係―」という作品を知っていますか。人生について、一つの正解が綴られている作品なんですが。

 

 近未来を(西暦二千三十五年)舞台とし、パワードスーツ「ウィルウェア」を悪用する犯罪者に対し、同じく「ウィルウェア」を駆使し対抗する警視庁の特殊部隊の戦いを描く作品だ。警察官という正義に位置する人間に焦点を当てているため、犯罪者を成敗していくのが物語の流れとなるのだが、正義感や信念、法律への解釈の仕方など同じ警察でありながら異なっているため、正義と正義の衝突は見ていて考えさせられ非常に興味深い。

 特に印象に残っている場面がある。機動強襲室第八係(ウィルウェアを駆使し犯罪者に立ち向かう部隊)に配属されたての女子隊員――花咲里あさみは、法律は正義のためにあると考えている十九歳の若者だ。まだ若い彼女は、正義を貫くために法律があり、法律は正義のために存在すると主張しているが、部隊の室長(ボス)である山吹凛に、法律は守るためでも正義のためでもなく取り締まるためにあると言い負かされてしまい、信念が揺らぎ成長する正念場へと展開していく。

 これは、所詮創作物であり、今から二十年後の世界など知る由がない。ましてや、警察がどのような信念で働いているかなど、警察でもなく志望すらしたことのない知識のない私にはわからない。言えることがあるとすれば、本来の意から離れてしまい正義と言い切れない正義ほど厄介なものはない。

 一度は見たことがあるのであろう、ダークヒーローが活躍する作品を例にとってみても違和感を覚えたことがあるはずだ。どうしても、悪が正義に見えて正義が悪に見える瞬間を体験したことがないだろうか。悪は正義に成り得て、正義は悪に成り得るのである。

 人によって常識が違うように、人によって正義と悪の境界線は違う。自己判断で正義を一方的に決めているとしたら、それは自己中心的な押し売りに他ならない。

 誰も死なない、誰にも迷惑のかからない犯罪があれば、犯罪ではなくなり誰もが悲しまない理想的な世界になるが、そんなのは現世ではない。シャングリラは存在しないからシャングリラなのだ。

 結論としては、正義だとして行ったことを悪だと捉える人間は少なからず存在し、悪だとして行ったことを正義だと捉える人間もいる。

 そのため、十割正義は存在しないのである。にも関わらず、十割悪意で行った犯罪は悪として捉えられる。

 この世界は、薄汚れている。善人はいなくとも、偽善者は存在する。真面目な成績優秀者が、缶を道端に投げ捨てた現場を目撃されたら必要以上に悪く言われ、普段素行の悪い不良が捨てられた缶を拾ってゴミ箱に捨てていると、必要以上に褒められる。

 そう、答えは簡単だ。人間は、自身が決めた曖昧な正義と偏見に支配されているのだから。

 

 昔書いた文章の引用なので、適当に流していいんですがここだけ注目してほしい。

花咲里あさみは、法律は正義のためにあると考えている十九歳の若者だ。まだ若い彼女は、正義を貫くために法律があり、法律は正義のために存在すると主張しているが、部隊の室長(ボス)である山吹凛に、法律は守るためでも正義のためでもなく取り締まるためにあると言い負かされてしまい、信念が揺らぎ成長する正念場へと展開していく。

 

 人間は正義と悪の境界線のような明確な線引きに支配されているということを主張したい。みんなちがってみんないい、だなんてわざわざ授業で言われるにも関わらず、自分たちの決めた常識からはみ出す人間を不快に思う傾向がある。

 だから、ポケモンを買っていない人間を悪く言うし、いじめも起きる。同調しないと上手くやっていけないのだ、人間なんか。

 わざわざ、ポケモンが嫌いとかは言う必要はない。心の中で、押しとどめておけばいい。押しとどめたら、押しとどめたで「なんでポケモンやらないの? おかしいよ」みたいに言われるかもしれない。そこで、相手を不快にさせないように言葉を選んで断っても、悪く言われるのなら、環境が変わるまで我慢するしかない。枠がはみ出た人間は、迫害されがちなのだから。

 

 それでも、成人式に行った方がいいという意見には少しだけ賛同できる箇所はもちろんある。成人式に行く「べき」はただの迷惑の押し売りだと思うが、行った方がいい「かもしれない」なら、信じてもいいかもしれない。

 自分だって、中学生の時に仲が良かった人間の中には会いたい人間がいた。

 今なら、LINEやTwitterのようなSNSがいくつもあるから関りが切れるなんてないと思うが、自分は生粋のメンヘラ。定期的にSNSのアカウントを全部消していた。人間関係の断捨離をしないと、自我が保てなかった。高校生になったので、アカウントを消した。大学生になったので、消した。純粋にパスワードとか忘れて、アカウントを消した。(ここ最近もやってしまったので、流石に気を付けないといけないなと思います)

 最後のは、どう考えても自分のミスですが、常人ならアカウントをいくつも持たない(はず)なので、自分が悪いです。

 結局、自分は成人式に行かなくて唯一それだけ後悔しました。なのに、色々あって再会できて今ではたまに酒を飲むくらいです。だから、成人式に行かないと、会えない人に会えないわけじゃないから、いつまでも悲観的に思う必要はない、気がします。

 

 自分が言いたいのは、人の意見を全て鵜呑みにする必要はないと言うこと。どれだけ自分が尊敬していたとしても、全てを聞く必要ない。正しくないと思ったことは、正しくないって発言していい、もう成人なんだから。

 世の中に絶対はないし、全てが正しいなんてあるはずがない。この記事も鵜呑みにしなくていい、ただこんな思想の持ち主がいる程度の認識でいいです。自分が一番大事、人間みんなどうせ承認欲求の塊なんだから。

 

 なんの不満もなく、成人式に行って級友に出会って仲良く酒でも飲んできた人には、自分みたいな人間が発してる言葉の意味なんか分からないし、理解したいとも思わないはず。

 理解しなくていいと思います。

 

 小学校から不登校、中学高校をほとんど欠席で過ごした結果、大学はなぜか通えてる程度のメンヘラが、レポートに疲れすぎて、ただただ文句を垂れ流してるだけなんで。

 

 最後に。

 否定ばかりされていて疲れてる人は肯定してくれる人間を見つけたら、少しは心が軽くなるかもしれません。でも、難しいですよね。

その場合は、相坂優歌さんという声優を知りましょう。

否定しない人を近くで見つけることは大変かもしれないけど、声優さんは行動力と財力があれば会えるし、たまに喋れます。

 喋れなくても、否定しない人間の話を聞くだけでも心は多少軽くなると思います。

 

 成人式は行かなくても大丈夫です。行かないことは悪いことじゃないし、行かないという選択肢を取れたなら、成長かもしれない。今まで全部周りに同調してきたのに、苦痛でしかない成人式は断れたとしたのなら……着実に変われてると思う。

 

 ……、最後にとか言ったのにまとめ方がいまいち思いつかないので相坂優歌さんの曲から一部抜粋して載せておきます。

 

「変わりたい 壊したい 逃げ出す自分 全てを偽らずに 君に受け入れて欲しいよ 走り続ける先に 待ち受けているのは 悲しい運命でも 「今」信じていたい」